2003年４月の日記

　最近はサントリーの「みかん晴れ」というみかんジュースを、添付の日本アニメ食玩を目当て
に、よく買う。しかし、７種しかないのに、いっこうにそろわない。海洋堂もよく出すなあ。アメデ
オ２種をはやくそろえたいが、ジュースはさすがに捨てられないしなあ。

　オレンジジュース（米国で飲むもの）は好きだけど、みかんジュースはあんまり好きじゃない。
これは酸っぱくなくて、ちょっとだけオレンジに近いが……甘い、甘い。

　倉庫に資料を取りに行ったが発見できず。かわりに、あきらめていた別仕事の資料を発見。
これが即対応のやつだったので、超ラッキー。これは「すぐやって片づけろ」という意味と解釈
し、一気呵成にやってしまう。ちょっと、かかる時間を読み違えたが（苦笑）。

　この仕事用に、同社にストックしてある写真を送ってもらったのだが、23年前に自分で書いた
指定用のダーマトがまんま残っているのがあり、赤面する。しかし、良いカットを選んでるなあと
か感心したりして。

　発掘資料の方も、20年くらい前のレポート用紙に手書きの、納品時のお手紙がついていて、
穴に入りたい気分に。

　久々に仕事場へ泊まり込み。締めくくりは原稿書き用の映画を１本。大映ものだが、画質良
好。小学生時代に観た映画で、名画座でも再見しているはずなんだが、ずいぶん印象が違う
もんだなあ。

　とある間違いメールを出してしまった。夕方の打ち合わせが時間ズレとなり、食事時間をズラ
すのを家内に知らせようと思ったら、会見相手に送ってしまう。まずい内容（悪口、グチの類）
が書いてあるわけではないが、ああ、恥ずかしい。

　『ラーゼフォン　多元変奏曲』初日の様子を聞く。舞台挨拶もあったせいか、割と入っていたと
のこと。まずは良かった。

　帰り際、『ラーゼフォン』画集と『ワるきゅーレ』のムックを買って帰る。

　夕方から打ち合わせに出る。その後、クライアントと共通の友人というか、大学の後輩でもあ
る人との会食に飛び入り参加。盛り上がって、帰宅は深夜３時半。

　どうせそういうことだろうと、自家用車で出ていて良かった（飲酒はできなかったが）。帰りは
早いはやい。いつもこれくらいで走れれば良いのに（行きは30分早く見積もっていたのに、10
分遅刻した）。

　人とたくさん話をして、頭がホットになっていたので、コーヒーを飲んで、そのまま朝６時近くま
でレポート仕事をゴリゴリやって、沈没する。ひさびさに白い朝を見た。

　そういうときは、近所のバーミヤンで遅めのランチに、ホット・ウーロン茶を飲みつつ、少し粘
ってノートＰＣでお仕事。

　なんとなくくつろぎ、その瞬間だけはかどった気がする。

　あちこちから連絡。一件、読み違いですぐ対応しないといけないことが。持ち時間を見て焦っ
たりして。

　けっこうここはいろんな人にチェックされているようで、仕事のディテールはやや控えめにしよ
うかと。いままでも、まずいことは略していたんだけど。

　少し部屋を片づける余裕が出て来たかなあと思ったら、そうでもない状態になって来たとい
う、雰囲気的な話で。

　どかどかと電話だのメールだのが集中。予想どおり、きっとＧＷのカレンダーをみなさん見始
めたということなんだろうなあ。

　つらつらと思うことは多いが、誤解のないように書く自信がいまはないので、パス。

　映画『クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』の試写。

　クロスタワーで子供連れ有りの一般試写。なるほど、ちゃんと笑うべきとこで笑うのね、という
リアクションが面白い。

　映画の方は、う～ん、どうしよう。全体の3/4くらいまでは楽しめたんだけど……。

　途中までは、なるほどなあ、こうやって映画というジャンルの美味しいとこを、こういう形で子
供に提示するってのは素敵なプレゼントだよなあ、とか思っていたんだけど。立体的なチェイス
は本当に素晴らしいんだけど。

　「え？　まだあるの」みたいな構成はどうしちゃったんだろうか。

　　ＴＶご覧になっていない方でもＯＫな内容と思います。

　　いろいろお世話になりっぱなし。まあ、新生活でもよろしくということで。

　奮迅の努力をしてくださった方々、ありがとうございました。

　テコ入れで若手ライターが仕事場を来訪。すごくしばらくぶりに、ここに人が入る。

　よく思い返せば、昨年前半くらいまではたまに人が来訪して打ち合わせ等もあった。それが、
いつの間にか人も入れぬ人外魔境。

　今月末くらいをめどに、ちょっと仕事を抑制し整理の方向か。ちょうどその辺に仕事の切れ目
も見え隠れしているし。

　そんなことより、焦げ付き仕事のケアを（笑）。精神的には少し楽になったが、物量的にはどう
なんだろうか。

　来訪ライターさんのご厚意で、ダウンロード失敗はどうやらこちらがＩＳＤＮで遅いせいではと
いうことになり、押しかけてＡＤＳＬ使わせてもらう。なんせ、緊急事態なんだからと説明し、飲み
込みも早く、深夜にウチの車で送ったのと引き替えにダウンロードさせてもらったら大成功。

　う～ん、まさかブロードバンドにしていないことで、仕事上でこんな支障があろうとは・・・と真っ
青に。

　ちなみにＩＳＤＮには七ヶ月の渡米、世界初のトライアルサポートという自分の青春をかけたと
いう想い出もあったんだが、それももう完璧にトドメ、終わりかあ、と「ホタルの光」が流れた。寂
しいが、受け入れなければいけないことなんだろう。

　それまでもろもろ仕事をしてみるが、やっぱり出かける日は落ちつかない。

　仕事関係の一環で、はじめてFTPサーバーからのダウンロードを試みる。が、何度やってもフ
ァイルが壊れてしまい、先方に精神的負担をかけ、すまない気持ちに。

　夕方の取材が、いきなり流れてしまう。それと前後して長電話の情報交換やら、ちょっとズル
ズル気味だった件に引導を渡されるやら。アメリカにメールを打ったりで。

　通信が距離を超える、時空を超えるという感覚は、もと通信技術屋としてはちょっと感慨深い
ところがある。

　そのまま資料成。ファミレス仕事は意外にはかどることがあり、まあそれなりに完成。

　会いたいと思ってた人に会えたり、ちょっとした奇跡みたいなこともあって、何だか自分の遭
遇確率の異様な高さというか、ラッキー度を確認したりで。

　四月バカである。週刊アスキーの色校を模擬したウソ記事に大笑い。

　しかし本命は、とり・みきさんの４コママンガだった。オチで記者会見してる人が無精ひげを生
やしているのがポイント高い。

　ひさびさにナレ原のアフレコで新宿へ。中座する予定だったが、直しがいくつか出て、それほ
ど大きいモノではないのだが責任を感じ、次の予定を少し延ばしてもらい最後まで。

　戻って突貫で作業し、深夜、またまた宅急便。世間では桜が満開なのか？